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○日常生活を健康に送るために…すべての方へ

●「楽しい毎日」って、なんだろう
旅行に行ったり何かにチャレンジしたり、おいしいものを食べたり。そういうことでしょうか。確かにそういった特別な出来事は、ウキウキします。けれど、それって毎日のことではありませんよね。ここで言いたいのは、「毎日が楽しい=毎日がつらくない」ということです。

日常生活がつらい、は痛いによく似ています。腰が痛くなれば歩くのがつらくなり、会社帰りにショッピングへ行ったり、友達と美味しい食事をしたりさえもが嫌になってしまいます。
そう「健康」ってとても大切。当たり前に思っていた日常的な行動が出来なくなる前に、その大切さに気づいてください。普通に寝る、起きる、歩く、走る、食べる、などなど。当たり前な楽しい毎日のために、身体をノーマルな状態に保っておきたいものです。


●「歩く」が基本

日常生活の中で、歩くのはとても重要な基本の動作です。右左右左と繰り返す歩行運動は、一日に何千回も反復されます。ほんの少しの姿勢のアンバランスが一日の終わりには、大量に蓄積されてしまい、積み重なったアンバランスな姿勢は、時として痛さや辛さをうみます。こうなると、歩くのが楽しくなくなってしまい、歩くチャンスがどんどん減ってしまいます。歩かなくなれば、身体は歩くのに適していないようにどんどん逆方向に進化してしまいかねません。どこかでその悪循環を断ち切らなくてはならないのです。


●姿勢を守るのが大切

人間は哺乳類の仲間です。哺乳類は、もともと四本足で歩くのに適した構造です。進化により二本足で立って生活をしている人間ですが、二足歩行をしてまだ日が浅いため、腰や背中、その他の部分に負担がかかりやすくなっています。
ではその負担をどうしたら解消できるのでしょうか?
それは自分自身が本来持ちあわせている<姿勢を守る>機能を働かせればいいのです。
ピラティスでは、<姿勢を守る>機能の重要なポイントとして≪骨盤の安定≫を目指します。骨盤を安定させるためには体幹(コア)と呼ばれるお腹周りを中心に、様々な筋肉を整えなくてはなりません。それらは深層から浅層まで小さなもの(インナーマッスル)も含め、密接に絡み合っています。ですから、ひとつだけにこだわらず、バランスよく整えることが大切なのです。


●自分で気づこう

良い姿勢とはどういうものでしょうか?十人十色とはよく言ったもので、人間はひとりひとり顔も違えば性格も違い、そして姿勢も違うのです。他人と比べないでください。わたしの方が首が短いとか腰が反ってるとか、気にする必要はないのです。大切なのは、自分自身が本来持っている姿勢とはどういうものか、に気づくことです。
それは決して難しいものではありません。骨盤が安定して、自分にとって心地よい姿勢が出来上がってくると、足を組んだりとか横座りがしずらくなってきます。何故なら、それは心地良くないからです。是非ご自分の持つ、心地よい姿勢に気づいてください。



○スポーツ愛好家の方へ

身体を動かす事が好きなスポーツ愛好家の方は、いくつになってもスポーツをしていたいと思うものです。そして試合となれば仲間よりいい成績を残したい欲だってあります。スポーツを職業とするわけではありませんから、細く長くスポーツに親しむのが大きな目標になります。
日常生活のに比べると、スポーツをしている時の身体への負荷は、かなり大きくなります。ですからスポーツでの強い負荷に対して、姿勢を守るためには、より強いコアが必要になります。
同時にどんな種目でも必ず基本姿勢というのがあります。種目によりその形は様々ですが、骨盤を安定させなくてはならないという部分では共通しているのです。しっかりとした基本姿勢は、より高いパフォーマンスを生み出します。そして負荷がかかったときに、それに耐えられる姿勢=コアの強さはケガから身を守ってくれるのです。
例えばスキーでバランスを崩して転びそうになったとき、強いコアがあれば、バランスを崩しにくくなり、転ばない確率が高くなるのです。限界を超えて転んでしまうのはやはりケガの原因になりかねません。ほんのわずかな違いが、ケガを呼び込み長く楽しもうとする計画を邪魔するかもしれないのです。


○アスリートの方へ

より高いレベルを目指すアスリートにとっては、さらに多くのものが望まれます。外力に耐えたり、瞬発力を生んだりするために大きな筋肉(グローバルマッスル)も重要です。また、基本姿勢やバランスを作り出すインナーマッスルも重要です。複雑な動きをするスポーツは、その両方をうまく動かすことが絶対条件になります。

インナーで生まれる強いコアは、バランスをコントロールしてより高いテクニックを可能にします。スポーツの動きは、つねにオフバランス(重心の崩れ)とリストア(建て直し)の繰り返しです。
たとえばサッカー選手がシュートをするときを考えてみましょう。
軸になる方の足を踏み出すと、その足と重心を結んだ線(体軸)が後ろに傾き、重心のバランスが崩れます=オフバランス。もう一方の足でボールを蹴るために、崩れた重心を立て直します=リストア。
常にオフバランスとリストアの繰り返しがスポーツに共通する動きなのです。
その動きの幅を大きくできればできるほど、パフォーマンスを高められるのです。しかし、それだけバランスを崩すリスクも大きくなり、そのバランスを建て直すために強いコアが必要になります。そしてその強いコアはダメージから身体を守ってくれるのです。

インナーは疲れやすい筋肉で回数を行うウエイトトレーニングなどでは機能しなくなり、グローバルな筋肉ばかりが鍛えられてしまいます。インナーは、順番や方法をしっかり見極めてトレーニングしなければ、効率よく鍛えられません。
ピラティスでは、出来る限りアウターを使わずに、インナーマッスルに集中してトレーニング出来る方法を提供できるのです。

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